2006年05月08日
昨日、ギリシャ、セルビア・モンテネグロおよびコソボ公務出張より帰国いたしました。
皆様、ゴールデンウィークはいかが過ごされましたか?
暑い日と冷たい雨の日が入れ替わるなど天候が不安定だった地域も多かったと聞きました。
体調を崩されてはいませんか?
今日から数日に分けて、公務出張の報告を掲載したいと思います。
■5月2日■
今回の出張最初の目的地はギリシャです。
5月2日朝、議員宿舎を出発し、成田へ。午前11時過ぎの便でヨーロッパへ向かいます。
フランクフルトで乗り換え、ギリシャのテッサロニキに到着したのはすでに夜、現地時間で21時過ぎ。
すぐに大使等と打ち合わせを行い、ホテルの部屋に入ったときには22時を廻っていました。
■5月3日■
翌5月3日に開催された南東欧協力閣僚会議に招待出席し、スピーチを行いました。
今年3月に東京で開催された、西バルカン人間の安全保障セミナー国際会議の議長を務めた折、ギリシャ代表団が本国からの招待状をわざわざ持参してくださった会議で、バルカン地域における域内協力の枠組みである南東欧協力プロセス(SEECP)に関わる重要な外相会合です。
スピーチでは、まず、まだ不安定な西バルカン諸国がEUとの協力を強化し、平和で安定的に発展していくために、平和を標榜する日本政府はこれまでに引き続き、政治・経済・文化の面で建設的な役割を果たしていくこと、具体的には医療・教育などの草の根レベルの支援、研修生の受け入れ、技術協力など「人間の安全保障基金」による支援を継続する方針であることについて伝えました。
それから、1999年のNATOによる空爆後、コソボで起っている報復迫害などの不安定要素を除去するために、このあとベオグラードとコソボを訪れることを述べました。
最後に、ギリシャが生んだ歴史に残る哲学者アリストテレスの生地が当地テッサロニキであることに敬意を表して、「It is more difficult to organize peace than to win a war . But the fruit of victory will soon be lost if peace is not well organized」という一節をもって締めくくりました。
アジアからの唯一の高官レベルの政治家出席でもあり、また、スピーチを予想以上に高く評価して頂けて、温かい反響をたくさん受けました。
その流れで、当日、ギリシャ外務大臣、セルビア・モンテネグロ外務大臣、アルバニア外務大臣、マケドニア外務大臣、UNMIK(国連コソボミッション)代表などと次々に二国間会議を行い、更に、ギリシャ首相とも会談しました。会談は新聞やテレビでも報道され、閣僚会議での意見表明そのものが日本の人的貢献として高く評価されたとのこと、日本の顔が見えたかなと嬉しく思いました。
翌4日は朝の6時半にテッサロニキを発ち、ミュンヘン経由でセルビア・モンテネグロの首都ベオグラードへと向かいます。
Akiko Yamanaka : この記事の固定リンク


