スイス・モンテネグロ出張報告1

2006年07月03日

 体調管理の厳しい季節ですが、皆様お元気ですか?
 少し日にちが空いてしまいましたが、今日から数回に分けて、スイス・モンテネグロ出張の報告をしたいと思います。
 なお、公式な日程については外務省のリリースもご参照ください。


■6月18日~19日

 成田を18日の昼に出て、フランクフルトで乗り継ぎし、スイスのジュネーヴに到着したのは、18日の夜10時過ぎ、日本時間では翌19日の午前5時過ぎでした。
 10:30過ぎにホテルに入り、それから休む間もなく事前の打ち合わせに入ります。
 部屋に戻ってからも、ホテル担当者が不調のコンピュータ回線の調整に出入りする中、準備を続け、眠りに就いたのは午前3時近く。
 翌19日は朝から日程が入っており、実質の睡眠時間は4時間もとれませんでした。

 ジュネーブでの2日間は、人権理事会でのスピーチ、軍縮会議でのスピーチのほかに、12カ国の大臣と4人の国際機関要人との二者会談、国連関係邦人幹部との意見交換会、スイス政府主催昼食会やスイス外務大臣主催懇親会、女性閣僚会議などの公式行事をこなすという超ハードスケジュールが組まれています。
 超過密スケジュールぶりに、現地の大使館の職員が「ここまで過密な日程は見たことがない」と驚いていたほどです。

 余談になりますが、現地の代表部の人たちも、本省から参加した官僚も、当然私がファーストクラスでゆっくり眠ってきたと思っていたようで、実情を聞いて驚いていましたが、大臣政務官という立場は、たとえ総理特使でも、政府代表でも、どれほど緊密な日程であっても、ファーストクラスなど用意してもらえません。
 私は日本のために少しでも役に立てるなら、と思っていますから少々厳しい条件でもがんばりますし、貴重な税金を使って派遣されているのですから、時間も、お金も、経済するのは当然だと思っています。ただ、国会議員の海外出張というと贅沢な外遊をしているんだろう、と思う方がいらっしゃるなら、それは大きな誤解です。

 さて、19日は朝から、国連ジュネーブ本部にて開催された第一回国連人権理事会に出席しました。

 総会で基調講演をしたのは、アフリカ女性として初めてノーベル平和賞を受賞したマータイ女史でした。
 そこで彼女は、なんと、「ジャパンのモッタイナイの精神」を披露し、世界にこの概念を広めたいと言ったのです。
 日本の良い伝統が外国の人によって世界に広められるなんて、こんなに嬉しいことはありません。
 日本人としてとても名誉なことですし、日本のイメージもぐっと良くなることでしょう。
 そのあとの昼食会で本人に会えたので、しっかりお礼の気持ちを伝えたところ、マータイ女史のほうから「一緒に写真をとりましょう!」とにっこりしました。輝くような白い歯が印象的でした。

 明日は、総会でのエリアソン議長とアナン事務総長についてのエピソードなど報告したいと思います。

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