2006年07月21日
今年の梅雨は本当に雨が多く、各地で土砂災害が発生するなど深刻な状況になっています。特に、長野県、島根県などでは甚大な被害となり、死傷者も多く出るなど、憂慮すべき状況となっています。
被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。
党も大雨被害対策本部を設置し関係市町村への働きを強め、政府も専門家を被災地に派遣するなどしていますが、雨量も多く、まだまだ予断を許さない状況です。
幸いにも被害の及ばない皆様も、お出かけの折りなどは十分お気をつけください。
さて、報告が遅くなりましたが、一昨日、英国、アゼルバイジャン、グルジア公務出張より帰国致しました。
本日よりその報告を掲載したいと思います。
■7月10日~12日 ロンドン■
ロンドン到着後すぐオックスフォード大学でのケインズ賞授賞式に招待出席し、翌る11日には、チップマンIISS所長、ウィリアムズ貴族院議員、ガーデン貴族院議員、コープ英議会科学部長、旧知のグールディング オックスフォード大学セントアントニーズ・カレッジ学長をはじめ英国要人と、北朝鮮の核・ミサイル及び拉致をめぐる問題、イラン情勢、中東和平問題等の国際的な安全保障問題を中心に会談を精力的に行いました。
そして、7月12日には、RUSI(王立統合防衛安全保障研究所)主催の「日英安全保障協力会議」にて基調講演を行いました。
ロンドンの王立統合防衛安全保障研究所は、ルーシィ(RUSI)というかわいらしい女の人のような名前がついていますが、19世紀に創立された世界最古の伝統と実績を誇る安全保障シンクタンクとして知られる軍関連の研究所です。
私は招かれて2003年の5月にPKO(国際平和維持活動)やPBO(国際平和建設活動)、アジアの安全保障という枠組みの中での平和維持と平和構築について講演し、ミサイルと核についてのセッションの議長も行った経緯もあり、今回、基調講演の機会を得ました。
基調講演では、日英には、テロとの闘い、イラクの復興支援や大量破壊兵器等の拡散防止など安全保障面での協力の素地が存在している、これを基礎に、著しく変容し不安定な国際環境に、日英がさらに協力・連携して取り組んでいく必要がある、といった話をしました。
さらに、その具体的な例として、日本が、紛争や自然災害によって被害を受けた国・地域の平和構築のあらゆる段階で貢献できるよう、軍・文民警察・官僚・民間・NGOの人材育成の枠組み構築を進めている現状を説明し、その分野で日英が協力・連携できる事項は種々存在するという指摘もしました。
基調講演後には、BBCラジオ4で北朝鮮ミサイル発射に対する日本政府の対応に関してのインタビューを受けました。安全保障理事会での決議を求めた日本の迅速かつ毅然とした対応に、海外での関心も高いようです。
明日はアゼルバイジャンについて報告致します。
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