2008年07月08日
今日こそが、まさにG8、すなわち先進国である8カ国の首脳会談の本番です。
米国、英国、カナダ、フランス、スペイン、イタリア、日本がしばらくはG7でしたが、ロシアが仲間入りしてG8が定着しました。
もちろん、地球の温暖化防止に関して、実効性のある討論をしてほしいと誰しもが思っていますし、その意味では、率直な意見交換ができ、成功です。
ただ、できれば、福田総理が、いみじくも世界食料サミットで述べられたように、原油の高騰や食糧不足という世界全体の喫緊の課題について、投機的マネーの禁止など、世界のリーダーとして意見を戦わせてほしかったと感じた方も多いのではないでしょうか?
外交的に見れば、サミットは、先進国の首脳が胸襟を開いて意見交換をする場ですから、特定の国に不利益になるような決議するのは難しいでしょう。その意味では、米国の面子もあり、議決は難しい問題です。しかし、福田総理から問題提起をしておけば、世界へのアッピールとして、今後の国際議論を喚起する意味でも、日本のプレゼンスはもっと高まったはずと思い、ちょっと残念でした。
また、平和協力国家を標榜する福田総理の発言としては、「日本は平和を希求する国として、アジアの若者と日本の若者を対象に平和構築の専門家の育成に尽力すると同時に、さまざま苦しんでいる国での支援活動も積極的に行う所存である」いう論法で話して頂きたかったですね。そうすると、福田総理の理念や決意がもっと強く感じられたと思いますが、日本自体の独自性が感じられなかったのは、まことに残念でした。福田総理にとっても良いチャンスだったのですが・・・。
Akiko Yamanaka : この記事の固定リンク


