親王ご誕生を心よりお慶び申し上げます

2006年09月07日

 秋篠宮ご夫妻に親王がお誕生なさり、誠におめでたいことと心よりお慶び申しあげます。

 今回のおめでたいお知らせを、私は外務省の公務出張のため、地球の真裏、ブラジルのマナウスでお聞きすることとなりました。

 秋篠宮妃殿下の無事のご出産の報に接し、非常に過酷な環境であるアマゾン流域の日本人入植者や その二世のみなさんと御一緒に、喜びを分かち合うこととなりました。

 厳しい環境を「日本人の誇り」で乗り切ったとおっしゃる50年前に入植した一世の方々と、こちらで生まれ育ったという二世のみなさんですが、第一報が入ったときには大きな拍手が沸き、皆さん目を潤ませていました。
 ここ20年ほど、日系人入植地を訪れた国会議員や政府高官がいなかったということで、大歓迎していただいた中での吉報でした。
 離れているからこそ、故郷のことは何倍も気になっているとのこと、先日の拿捕・銃撃事件のこともニュースで逐一見て情報交換などしており、私のブラジル訪問にも「同じ名前だけれど本当かなと思っていたんですが、やっぱりご本人がいらっしゃったんですね」と言われたりしました。
 それほどに日本のことを気にかけていた人たちだけに、秋篠宮妃殿下の御無事の御出産という明るい知らせを、みなさんとても喜んでいらっしゃいました。

 前置胎盤での帝王切開とうかがっていたので、心配申し上げておりましただけに、ご無事のご出産とのこと、本当に喜ばしい限りです。

 このごろは明るいニュースが少なかっただけに、気持ちの晴れる思いです。
 日本は慶賀一色のことでしょう。帰国の日がとてもとても楽しみです。

 秋篠宮妃殿下のお早いご回復と、親王の健やかな御成長を、地球の裏側から祈念しております。

 とりいそぎ、乗り換え滞在中のサンパウロにて。これから、パラグアイへと向かいます。

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『夢ある未来へ「人間の安全保障」』発刊のご挨拶

2006年09月01日

 このたび、角川学芸出版より、新著 『夢ある未来へ「人間の安全保障」』 が発刊の運びとなりました。

 日本外交の中心理念でもあり、国連の重要な政策的主柱のひとつでもある「人間の安全保障」について、これまで全体を見渡して書かれた本がほとんどなかったことから、今年の春に、角川学芸出版より、ぜひ一般の方向けの概説書を、というお話をいただき、少しでもお役に立てるならと考え、快諾させて頂きました。

 それ以来、公務出張が重なる中、移動の飛行機の中や出張先のホテルなどでもわずかな時間を探して文章を重ね、梅雨のさなかに脱稿、このほど無事に発売の日を迎えました。

 専門の知識を持たない方にも読みやすいよう心を砕いたつもりです。

 秋の夜長、気軽に、お茶の間で読んでもらえればと思っています。

夢ある未来へ

 たとえば、環境問題は人間の存在に大きな影響を与える重要な問題です。

 そして、国際社会全体の取り組みがない限り、解決は不可能です。

 同様に、食糧・水をめぐる問題や、医療・衛生、エネルギーなど、伝統的ないわゆる国家の安全保障とは異なる分野で、人間の安全をめぐるたくさんの問題に私たちは直面しています。
 そうした問題にどう向き合うか、私たちは、大きな発想の転換が求められています。

 日本と人類の直面する現状を改めて確認し、私なりの提言をさせて頂くと同時に、伝統的な安全保障の分野に与える大きな影響についても、海外公務出張で肌で感じたエピソードを例に引きながら、私なりに丁寧にお伝えさせて頂いたつもりです。

 その結果、環境問題からはじまって、水、食料、医療・衛生、エネルギー、住環境、コンピュータ・ITに至るまで論ずるものとなり、また、国際社会についても、国連改革から、PKO、欧米問題、国際協力、アジア外交に至るまでと、幅広い問題について、じっくり論ずることとなりました。

 この本のテーマである「人間の安全保障」のもつ考え方は、私たちの日常生活、一人一人の人生をポジティヴで明るい未来志向のものへ変えていく、大きなヒントがあるように思います。

 そうした意味でも、お読み頂いてなにか心に残るものがあれば、とも願っています。

 この『夢ある未来へ「人間の安全保障」』を手に取って頂き、日常生活と日本の未来、日本の現実と世界の未来とがどう関わっていくのかに思いをはせて頂き、ポジティヴな気持ちを感じて頂けたらと思っています。

 また、ご縁あってお読み頂けましたら、こちらのホームページの【お問い合わせ】よりメールにてご感想やご意見など、ご指導ご鞭撻頂ければ幸いです。

 改めて、皆様のお声をしっかり政策に活かし、皆様とともに、よりよい未来を作っていきたいと思っております。

 こちらからご購入頂けます。

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