「北海道大学大学院国際広報メディア研究科集中講義」。(8月6日、7日、8日)

2008年08月08日

客員教授として2001年以来、2単位の講義「国際交渉戦略論」を受け持っています。
今年も、集中講義ですので、1コマ90分の講義を1日5コマづづ、3日間連続して行うというハードなものです。しかし、「疲れない?」と聞くと、受講の院生たちが「全然疲れません。とても面白くて時間がたつのは早いぐらいです」と言って、喜んでくれているのが、一番のご褒美です。
1日目は、国際場裏における日本の関わる実際の交渉の事例を中心に講義するので、今年の場合は、WTOの農業交渉、拉致問題、中国とのギョウザ事件や東シナ海油田問題、インドネシアとのEPAや、アフガン支援の給油法の延期問題、韓国との竹島問題や韓国と米国のBSEやFTA問題など、日本を取り巻く国際状況をつぶさに検証します。
2日目は、「GETTING TO YES」というハーバード大学出版のテキストに沿って、様々な交渉に関する、考え方、戦略の立て方など、実際のロールプレイを交えて学びます。しかし、何事も準備が大切である事は交渉においても同じです。
3日目は、国際紛争・戦争の状況を、東南アジア、東アジア、南アジア、中央アジア、ヨーロッパ、中東、アフリカ、中南米、太平洋などと地域ごとに見てゆくと、いかに国際社会が揺れているかが一目瞭然となります。
そして、最後に、議長食のノウハウ・マニュアルを学んで貰います。
受講生は、これから小論文を書きます。どんな論法が展開されるか楽しみです

Akiko Yamanaka : この記事の固定リンク